合成アイスリンクのメリットとデメリットをお伝えします。
合成アイスリンクのメリット
- 設置の容易さとスピード。リンクの設置を専門の技術者に依頼する必要がありません。ご自身で設置ができるよう映像マニュアルにて設置方法の紹介をしています。
- 低メンテナンスコスト。騒音と大気汚染に繋がる発電機は使用しません。
- 水道、電力は一切使いません。合成アイスリンクは毎月の光熱費がゼロ、無害かつ繰り返し使えるエコロジーな製品です。
- 場所、時期を選ばずいつでもどこでも使えます。設置場所の気候を考慮する必要もありません。
- リンクの形、色を選べます。メーカーである当社は色のついたカラーリンクや円形のリンクなど自在な形でリンクの導入を可能にします。
- 耐久性。エクストラアイスのパネルProは12年間の製品保証がついています。
- 省スペースかつ簡単な輸送。積み重ねて保管ができるので倉庫を占有しません。トラックで運べるので場所を変えて設置ができます。
- 氷ほど表面は固くありません。転んだ時の衝撃が氷ほど大きくなく、濡れることもありません。
合成アイスリンクのデメリット
- 滑走時に氷のリンクよりも足に力を入れる必要があります。氷のリンクに慣れたベテランのスケーターには違和感がありますが、スケートを始めたばかりの方には転びずらいというメリットになります。
- こまめなスケート靴の研磨作業が必要です。次の滑走者が研磨したてのエッジで滑れるよう滑走が終わる度に研磨機にかけることが理想です。合成リンクではスケート靴のエッジの消耗が氷のリンクと比較して激しいためです。
- リンクから削りカスが発生します。スケート靴のエッジでリンクの表面が削られ白いカスが常時発生します。蓄積すると滑走感に影響を与えるだけでなく、リンクの見た目も損ないますのでモップや掃除機などでこまめに除去する作業が必要です。
- 潤滑剤の有無。メーカーによっては合成リンク導入後に潤滑剤の塗布が必要なリンクがあります。潤滑剤は専用のオイルなので高額であるケースが大半です。合成アイスリンク導入前に、検討しているメーカーのパネルが自己潤滑性であるか否かを確認してから購入することが大切です。
- パネルの接続構造。メーカーによって接続方法が異なります。パズルのピースを繋ぐような構造を採用しているメーカーもあります。エクストラアイスが採用している側面に凹凸のついたパネルをつなぎ合わせるジョイント方式であれば接続部分が目立たず滑走の妨げになりません。気温の変化や使用状況によってパネルが持ち上がったりずれる心配もありません。
終わりに
結論として、合成スケートリンクはメリットとデメリットの両方を持ち合わせています。しかしながらいくつかのデメリットはエクストラアイスリンクを選んでいただくことで回避できます。接続方法や潤滑剤の塗布などがその例です。合成スケートリンクを選ぶ際には今後のメンテナンスコストや長期的な活用になることを勘案し、質の良い合成リンクを選ぶことに焦点を当ててみてください。
当社のサポートチームが企画から設置までをお手伝いします。本社ショールームに実際に足を運んでいただくこともお客様の近くにあるリンクをご案内することも可能です。