合成アイスリンクは樹脂製のパネルをつなぎ合わせて作るスケートリンクで、氷のスケートリンクで使用するスケート靴を使用して滑ります。樹脂製パネルでできた合成スケートリンクは、氷のリンクと同様の滑走を可能にします。氷のリンクと比較し圧倒的に少ないメンテナンスコストでスケートを楽しむことができます。
そもそも合成スケートリンクが一体どういうものなのか、詳細をお伝えしていきます。
分子構造
合成アイスリンクの成分に関しては多くの参考値が存在し、メーカー各社独自の成分配合で製造しています。成分の割合と製造プロセスは合成アイスの質に大きく影響します。
エクストラアイスの合成リンクは業界内でも高密度のポリエチレンを使用し、高品質なレベルを維持しています。滑走レベルを上げる潤滑剤はパネル内に均一に練り込まれ、耐久年数の間を通して、スケート靴のエッジで表面が削れるたびに徐々に表面に浮き出してくる仕組みです。この潤滑剤は合成アイスリンク上でのスケートを氷上でのスケートの滑走感に限りなく近づける役割を果たしています。
市場にはまだまだワックスを表面に散布するタイプの合成スケートリンクが多く流通していますが、エクストラアイスの自己潤滑性のパネルはワックスの塗布が不要であるため、追加コストを考慮する必要はありません。
パネルとコネクション
合成アイスはパネル単位で製造され、メーカー各社がそれぞれのサイズで提供しています。パネル同士の接続は非常に簡単かつシンプルな仕組みになっています。
より楽しんでいただく為にも、スケーターの安全を確保する為にも、パネル同士の接続部が限りなく不可視であることは非常に重要なポイントです。その為エクストラアイスのパネルはオスメスのジョイント構造を採用しています。凹凸のある側面をつなぎ合わせた上からプラグをはめ込むことで前後のずれを防ぎます。
エコロジーリンク:100%リサイクル可能で無害な素材
合成アイスリンクは再利用可能な素材でできており、氷のリンクと異なりメンテナンス期間中に化学物質であるグリコールを発生することもありません。更に、設置と維持に水道光熱費はかかりません。地球に優しいだけでなく、コスト削減にもつながり経済的な製品です。このように、合成アイスリンクは地球環境に配慮した製品であり次世代の資源を守るという理由からエコロジーリンクとも呼ばれています。