
アイススケートリンクの設置が環境へ与える影響をご存知ですか。アイスリンクは施工の段階だけでなく、表面を凍結させた状態で維持するためにも膨大なエネルギーを必要とします。
アイスリンクの設置にどれだけのエネルギーを必要とするかご説明します。
アイスリンクの環境への影響
当然ながらリンク面積が大きくなればなるほどアイススケートリンクはより多くの水と電力を必要とします。さらに天気が良い日は氷が柔らかくなってしまうので通常よりも多くの電力を使用します。電力を使うと大気中へCO2を放出することに繋がります。
具体的にどれだけのエネルギーを必要とするのか表面積200平米のアイスリンクを例にとります。このサイズのリンクをヨーロッパの中心部(寒冷地)の屋内で冬のシーズンに置いた場合で、1ヶ月で水の消費量は19,900リットル、電気の消費量は16,800ワットに及びます。同時に5.52トンのCO2を大気中に放出しています。
この電気の消費量は610世帯が1日で消費する電力に相当します。
氷のリンクの代替としてのエクストラアイス
エクストラアイスが製造、流通を担う合成アイスリンクは、エコロジーリンクとも呼ばれます。何度も繰り返し使え、水道電力を消費しないリンクだからです。
設置にあたり大きな発電機は必要ないので大きな音を発生することもなく、CO2を大気中に放出することもありません。メンテナンスに関しても同様で、ゼロエネルギーで維持できるスケートリンクです。
滑走感についてはエクストラアイスは氷のリンクの滑走感に限りなく近づけるべく恒常的に研究部門に投資しています。
こちらの記事で合成スケートリンクがどのように機能するのかを紹介しています。
エクストラアイスのリンクを設置すれば水道、電力を日常的に消費することなく
地球環境にダメージを与えることなくレジャーを楽しむことができるのです。